ポーカーの遊び方|基本的で簡単なポーカーのルール

以前から世界で最も人気があるカードゲームであるポーカー。ここ数年、日本でもポーカーは多くの注目を集めているためプレイヤーが増加しています。
そこでこの記事では、ポーカーのルールがわからないポーカー初心者に向けて、ポーカールールやハンドの強さ、ゲームの流れ、必勝法などを紹介します。この記事で紹介する内容を最後まで読めば、ポーカー初心者もすぐにプレイできるようになります。
ポーカーの基本ルール
オンラインカジノで遊べるポーカーには、ライブカジノカジノホールデムという特別なテーブルがあります。ボンズカジノでもプレイできるカジノホールデムの基本ルールを簡単に解説するのでチェックしていきましょう。
カジノホールデムと言っても、基本的なルールはポーカーと変わりません。カジノホールデムのルールを理解すれば他のポーカーのルールも理解でき、定石がわかるので一石二鳥です。

本来ポーカーはプレイヤー同士がハンドの強さを競いますが、カジノホールデムはプレイヤーとディーラーの1対1で競うゲームです。プレイヤーもディーラーも配られた2枚のカードとテーブルに置かれた5枚のカードの合計7枚からハンドが強くなる5枚を選んで競い合います。
カジノホールデムと他のポーカーの違いは、ディーラーが4以上のワンペアより強いハンドを揃えなければ、自分のハンドに関わらずディーラーが自動的に負けることです。
例えば、ディーラーが3のワンペアでプレイヤーが2のワンペアの場合、通常のポーカーではプレイヤーはディーラーより弱いハンドで負けとなりますが、カジノホールデムには4以上のペアを揃えなければならないという特別ルールがあることから、ノットクオリファイとなりディーラーの負けが確定します。
このように、カジノホールデムには他のポーカーと異なる特別ルールが適用されますが、強い役を目指してプレイするというポーカーの定石には違いはありません。
ゲームに必要なもの

ポーカーをプレイする上で必要なものを一通りピックアップしたので参考にしてください。
テーブル
テーブルはカードやポーカーチップ、ディーラーボタンを置くために使います。形は、楕円形が一般的ですが、カジノによっては豆型や四角などさまざまです。テーブルにはカードが滑りすぎず扱いやすくするためにラシャ布が張られているという特徴があります。
対人戦のポーカーにはテーブルにポーカー ポジションが割り振られ、ポジションごとに有利不利があるのも特徴の1つです。
ポーカーチップ
カジノホールデムなどカジノ全体でお金の代わりに使用できる疑似通貨です。カジノゲームではお金のやり取りはせず、ポーカーチップを使ってお金のやり取りをし、すべてのゲームが終わった後で法定通貨に精算します。チップが多ければ多いほどポーカー スタックが深いと表されます。
カード
ポーカーの基本となるトランプはジョーカーを除いた52枚でプレイする仕組みです。プレイヤーがカードを何度も覗き見るため、耐久性が高く汚れにくいプラスチック製かプラスチックコーティングされた紙製のカードが一般的に使われています。
また、プラスチック製は曲がりにくく摩耗しにくさという点から、プラスチック製のカードが使用されることが最も多いです。
ディーラーボタン
ディーラーボタンは直径5cm程度の丸型で中央に「DEALER」と書かれた目印です。カードの配布やゲームの順番などを決めるときに使用されてます。
数字の強さ

ポーカーでは、A~Kまで13種類の数字のカードを使用します。数字の強さは以下の通りです。
「A>K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2」
数字が大きいほど強い数字ですが、Aだけは例外で最も強い数字となっているので注意してください。そのため最も強い数字がA、最も弱い数字が2となります。
ポーカー・ハンドのランキングと確率
ここではハンドの種類や強さ、配当を紹介します。ハンドの強弱を把握することは、ポーカーをプレイの定石なのでしっかり確認しておきましょう。
ハイカード
なんのペアも揃わなくて役がない状態です。2枚のハンドのうち数字が強い方がハイカードとして勝敗の決着に使用されます。
ワンペア
「A・A」のように同じ数字のペアが1組揃っている状態です。
ツーペア
「A・A、5・5」のように同じ数字のペアが2組揃っている状態です。
スリー・オブ・ア・カインド
「3・3・3」のように同じ数字が3枚揃っている状態です。
ストレート
「8・9・10・J・Q」のように連続した5つの数字が揃っているがマークは異なっている状態です。
フラッシュ
「ハートの2・4・7・10・K」のように5枚とも同じマークだが数字は連続していない状態です。
フルハウス
「6・6、9・9・9」のように同じ数字が2枚と同じ数字が3枚揃っている状態です。
フォー・オブ・ア・カインド

「Q・Q・Q・Q」のように同じ数字が4枚揃っている状態です。
ストレートフラッシュ
「ダイヤの2・3・4・5・6」のように5枚とも同じマークかつ連続した数字が揃っている状態です。
ロイヤルストレートフラッシュ
同じマークの「10、J、Q、K、A」が揃っている状態です。
ポーカー・ハンドの確率
各ハンドが揃う確率を以下の表にまとめました。
ポーカー・ハンド | 確率 |
---|---|
ハイカード | 17.41% |
ワンペア | 43.8% |
ツーペア | 23.5% |
スリー・オブ・ア・カインド | 4.83% |
ストレート | 4.62% |
フラッシュ | 3.03% |
フルハウス | 2.60% |
フォー・オブ・ア・カインド | 0.168% |
ストレートフラッシュ | 0.0311% |
ロイヤルストレートフラッシュ | 0.0031% |
ポーカーにおいてハイカード、ワンペア、ツーペアの3種類が揃う確率は84.71%です。そのため、ポーカーでスリーカード以上の役が成立した場合は、強い役として勝率が非常に高くなることを示しています。
また、カジノホールデムにはノットクオリファイがありますが、ノットクオリファイとなる確率は24.15%なので、プレイヤーは4回に1回は自動的に勝利できる仕組みです。
ゲームの流れ
カジノホールデムのゲームの流れは主に以下の3つのステップにわかれています。
- ステップ1:テーブルにチップを置く
- ステップ2:手札を見て勝負する(コール)するか決める
- ステップ3:ディーラーの手札を確認し勝敗決定
以降で3つのステップを詳しく解説します。
テーブルにチップを置く
最初にアンティに賭けたい金額を置きます。アンティは、ゲーム参加前に必ず賭けなければいけない参加料です。テーブルにはアンティベットに加え、ホールカード2枚とコミュニティカード3枚でAのワンペア以上のポーカー・ハンドが成立するかどうかに賭けるAABonusがあります。
手札を見て勝負(コール)するか決める

ディーラーとプレイヤーにホールカードが2枚ずつ伏せられた状態で配られ、コミュニティカード3枚が表向きに置かれます。
プレイヤーは、自分のホールカード2枚とコミュニティカード3枚を確認し、勝負するか降りるかを判断します。まだ配られていない2枚のコミュニティカードと、確認できる5枚のカードの組み合わせを予想し、勝負するか降りるかを決めなければいけません。
勝負する場合はコールにアンティベットの倍のチップを置きます。そのため、ショーダウンまでいくにはアンティベットの3倍の金額が必要になるということです。降りる場合は、アンティベットは没収されゲーム終了です。
また、AABonusに賭けた場合は、この時点でAのワンペア以上のポーカー・ハンドが成立していたら配当を獲得できます。Aのワンペア以上のポーカー・ハンドが成立していなかった場合は、AABonusの賭け金は没収されますが、ゲームは続行され最終的な勝敗には関係しません。
ディーラーの手札を確認し勝敗決定
コールしたら2枚のコミュニティカードが配られ、ディーラーの2枚のホールカードがオープンされます。その後、ディーラーのハンドが表になりショーダウンです。
ディーラーのハンドが4未満のワンペア以下だった場合、ディーラーはノットクオリファイとなりプレイヤーの勝利が確定します。この場合は、コールベットは返金され、プレイヤーのポーカー・ハンドの強さには関係なくアンティに賭けた同額しか獲得できません。
逆にディーラーのハンドが4のワンペア以上だった場合、クオリファイとなり自分のハンドがディーラーよりも強ければ勝利となります。
同じ役の時の勝敗の分かれ目

カジノホールデムはディーラーとプレイヤーのハンドの強さや数字の強さで勝敗が決まると紹介しました。ここではお互いの役が同じ場合の勝敗の決まり方を詳しく説明します。
ディーラーとプレイヤーのポーカーハンドが同じ場合は、役に使われている数字の大きさで勝敗が決まります。以下で具体例を使って説明します。
具体例1
ディーラー「2、2、3、4、5」
プレイヤー「4、4、5、6、7」
ディーラーのペアの数字は2、プレイヤーのペアの数字は4です。ペアの数字を比べるとプレイヤーの4の方が大きいですがディーラーはノットクオリファイとなるため自動的にプレイヤーが勝利します。
具体例2
ディーラー「3、3、6、6、7」
プレイヤー「4、4、8、8、9」
ディーラーのペアの数字は3と6、プレイヤーのペアの数字は4と8です。ツーペアの場合はペアに使われている大きい方の数字で勝敗が決まります。ディーラーの6よりプレイヤーの8の方が大きいのでプレイヤーの勝利となります。
具体例3
ディーラー「3、3、4、4、5」
プレイヤー「3、3、4、4、8」
ディーラーもプレイヤーもツーペアでペアに使われている数字も同じです。このような場合は、残りの数字の強さで勝敗が決まります。ディーラーは5ですがプレイヤーは8です。8がハイカードとなりプレイヤーの勝利となります。
具体例4
ディーラーのホールカード「3、5」
プレイヤーのホールカード「10、J」
コミュニティカード「2、2、3、4、4」
コミュニティカードは2と4のツーペアで残りの数字は3です。ディーラーには3がありますが、プレイヤーは3ありません。このような場合、ディーラーが3と4のツーペアとなりディーラーが勝利します。
具体例5
ディーラー「3・4・5・6・7」
プレイヤー「8・9・10・J・Q」
ディーラーもプレイヤーもストレートです。使われている数字を比べるとプレイヤーの方が強いのでプレイヤーの勝利となります。
カジノホールデムの配当
カジノホールデムのアンティベットとボーナスベット、AABonusベットの配当は、ポーカーハンドによって異なります。以下の表に配当をまとめたので参考にしてください。
ポーカー・ハンド | アンティベット | AABonusベット |
---|---|---|
ロイヤルストレートフラッシュ | 100倍 | 100倍 |
ストレートフラッシュ | 20倍 | 50倍 |
フォー・オブ・ア・カインド | 10倍 | 40倍 |
フルハウス | 3倍 | 30倍 |
フラッシュ | 2倍 | 20倍 |
ストレート | 1倍 | 10倍 |
スリー・オブ・ア・カインド | 1倍 | 7倍 |
ツーペア | 1倍 | 7倍 |
ワンペア | 1倍 | (A限定)7倍 |
ハイカード | 1倍 | ー |
カジノホールデムのハウスエッジとは?
ハウスエッジとはカジノ側が長期的に得る利益率をあらわすものです。オンラインポーカーのハウスエッジは約5%程度ですが、プレイヤーの戦略によって多少変動します。
競馬や競輪など公営ギャンブルのハウスエッジは25%、パチンコ・パチスロは15%前後といわれており、ハウスエッジが大きいということは胴元の利益が多いことを表します。そのため、競馬や競輪、パチンコ・パチスロに比べるとカジノホールデムは、プレイヤーが勝利する可能性が高く魅力的なギャンブルであることがわかります。
ポーカーの必勝法

ポーカーで継続的に勝利するにはポーカーの必勝法と言われる定石を抑えておくことが重要です。ポーカーは運の要素も強いゲームなので必ず勝てるわけではありませんが、長期的な勝率は上がるので相手を攻略するために必勝法を身につけてください。
- 必勝法1:AABonusベットはしない
- 必勝法2:ワンペア以上の役が成立してればコール
必勝法1:AABonusベットはしない
AABonusは勝率に対する利益率が低いためベットしないのが必勝法です。
カジノホールデムには、ホールカード2枚とコミュニティカード3枚の中にA以上のペアが成立しているかに賭けるAABonusベットがあります。AABonusベットの配当は7倍ですが、役成立の確率は8%以下です。
そのため、AABonusベットをし続けると長期的には確実に損をするので、よっぽどの理由が無い限りは賭けないことをおすすめします。
必勝法2:ワンペア以上の役が成立してればコール
ホールカードとコミュニティカードでワンペア以上の役ができている場合、必ずコールするのが必勝法です。
ディーラーもワンペア以上の役が成立する確率はそれほど高くなく、ノットクオリファイの確率が4回に1回あるので、ワンペア以上の役が成立していれば勝てる可能性がかなり高くなります
特に、以下のシチュエーションになった場合は積極的にコールして攻略しましょう。
- ホールカードにJ以上のカードがある
- ホールカードにコミュニティカードよりも強い数字のカードがある
- コミュニティカードが3枚とも同じマーク
- コミュニティカードとホールカードにストレート候補3枚で両面待ち
- コミュニティカードとホールカードにストレート候補が4枚ある
必勝法は何度もプレイするたびに身についていきます。最初はビデオポーカーで勝てなくても、諦めずにプレイを継続して必勝法を実践しましょう。
よくある質問
まとめ
この記事では、ポーカーのルールやポーカーハンドの強さ、ポーカーの必勝法などについて詳しく解説しました。ポーカーのルールは難しいと思われがちですが、実際にプレイすると初心者でも親しみやすいゲームです。
コミュニティカードやAABonusなどは聞いたことがない言葉かもしれませんが、簡単なので数ゲームプレイすればすぐに慣れるでしょう。
ノットクオリファイがあるカジノホールデムは、勝ちやすいのでポーカー初心者におすすめのゲームです。これまでポーカーをプレイしたことがない方も、これをきっかけにプレイしてみてください。