ポーカーにおけるオールインの全て|特徴やタイミング、メリット・デメリットがわかる完全ガイド

ポーカーのオールインとは一般的に自分が保有する全てのスタックをベットするアクションを指します。テキサスホールデムなどの対人戦が楽しめるポーカーでは、オールイン ポーカーを上手に使うだけで高いレベルのプレイが実現可能です。
しかし、実際にオールインをするには度胸が必要ですし、自分のスタック全てをベットするわけですから心理的なストレスも計り知れません。
この記事では、初心者の方でも適切なタイミングでオールインを選択できるように、特徴や戦略タイミング、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
ポーカーのオールインベットとは
ポーカーのオールインベットとは、前述した通り手持ちの資金を全てベットするアクションです。
テキサスホールデムポーカーなどのゲームでは、通常他のプレイヤーと同額かそれ以上の金額をベットしなければゲームに参加できません。しかし、オールインを宣言すると手持ちのスタックを全てベットする代わりにゲームへの参加権が与えられます。

また、自分が多くのスタックを保有している場合、相手は自分と同等のリスクを負わなければゲームに参加できないためプレッシャーをかけるためのアクションとして有効です。
ポーカー以外にもオールインできるゲームはたくさんあります。2in1法やバーネット法を使えばさらに魅力的なゲームプレイが可能です。
ポーカーにおけるオールインの特徴

ポーカーをプレイするにあたり、オールインには以下のような特徴があります。
- 自分がオールインした金額以上はもらえない
- サイドポッドが生まれる可能性上がる
- 必ずリバーまでカードが配られる
自分がオールインした金額以上はもらえない
オンラインポーカーでヘッズアップとなりオールインを宣言した場合、ゲームに勝利するとベットした金額以上は相手から奪えません。
オールインを宣言する前に他のプレイヤーがベットしていればその金額を受け取れますが、相手より低いスタックでオールインした場合は、全てのチップを総どりできるわけではないので覚えておきましょう。
サイドポッドが生まれる可能性上がる
オンラインカジノゲームに3人以上のプレイヤーが参加し1人がオールインを宣言した場合、スタックの違いからメインポットとサイドポットにチップが分けられます。
前章で解説したように自分がベットした金額以上は獲得できないため、スタックの少ないプレイヤーはサイドポットにベットされ勝利した時はサイドポットのチップを獲得できる仕組みです。
必ずリバーまでカードが配られる
テキサスホールデムポーカーのゲーム中に誰か1人でもオールインを宣言すると、必ずリバーまでカードが配られます。ストレートドローやフラッシュドローなどあと1枚で強力なハンドが構成できる時など、リバーまでカードが配られると勝率が高くなるハンドの時に有効です。
オールインのメリット

オールインのメリットは以下の通りです。
- 相手に強力なプレッシャーをかけられる
- 勝った時の利益が最も大きい
- ブラフでも相手がフォールドしてくれる可能性がある
相手に強力なプレッシャーをかけられる
ポーカーのオールインは解説してきたように、全てのチップをベットするアクションです。大切な自己資金を1回のゲームに全てベットしなければならないため、オールインを宣言するには勇気となります。
また、基本的に「オールインを宣言する=強いハンド」であることが多いため、相手は自分のハンドによほどの自信がない限りオールインを返すことはできません。
相手にプレッシャーをかけながらプレイすることで、対戦相手をティルトに陥らせることもできるので、プロポーカープレイヤーなどは高度なテクニックを駆使しながらオールインを活用しています。
勝った時の利益が最も大きい
ポーカーで最も多くの利益を稼げるのがオールインです。そのため、リスクは負いますがリワードも大きくなります。テキサスホールデムポーカーでオールインして勝利すると単純にチップを2倍にでき、参加者が多いゲームのオールイン勝利ではさらにチップを獲得可能です。
ポーカー以外のゲームでも利益を大きくする攻略法としてオスカーズグラインド法やフラワーベット法が利用されています。
ブラフでも相手がフォールドしてくれる可能性がある
オールインをすれば弱いハンドでも相手が強いと錯覚してポットを獲得できる可能性があります。
ポーカーでは毎ゲーム強いハンドが配られるわけではありません。実際にプレイしていると1時間もの間弱いハンドしか配られないこともあるのが実情で、そのような時に少しでもポットを獲得できるとチップを減らさずに耐えられます。
弱いハンドを強く見せるには1回のゲームでオールインするだけでなく、最初から伏線を張り巡らせた高度なテクニックが必要です。しかし、実践できれば大きな武器となり、どのようなハンドでも賞金を獲得できるのが強みです。
オールインのデメリット

オールインのデメリットは以下の通りです。
- 全てのチップを失う可能性がある
- 宣言以降にアクションの変更ができない
全てのチップを失う可能性がある
全てのチップをベットするオールインは、負ければチップを失い無一文になってしまうリスクがあります。オールインを宣言するタイミングは重要であり、加えて対戦相手のスタイルや自分のポジションなど総合的に判断することが重要です。
ギャンブルは資金が残っていれば逆転するチャンスが必ずめぐってきますが、ライブカジノポーカーのオールインで負けてしまえばそのチャンスを失ってしまうので注意してください。
宣言以降にアクションの変更ができない
テキサスホールデムポーカーなどでオールインを宣言すると、それ以降にアクションを変更することはできません。例えば、プリフロップで最強のハンドが配られてオールインし、フロップで相手にフルハウスやフォーカードなど最強の役が完成して勝率が0%になったとしても、1度宣言してベットしたチップは戻ってこないです。
ポーカーで最適なオールインのタイミング

初心者でも実践できるポーカーで最適なオールインのタイミングを紹介します。
- ハンドが強くコールされても勝率が高い時
- プレッシャーをかけてフォールドさせたい時
- 相手のスタックが少なく相手がリスクを犯したくない時
ハンドが強くコールされても勝率が高い時
自分のハンドが強く、コールされても勝率が高い時はオールインするタイミングです。プリフロップからオールインするのはチップを吊り上げられないのでもったいないですが、ターンやリバーで勝利が濃厚と判断したらオールインするのも良いでしょう。
相手がオールインに乗ってくれば大幅にチップを増やせますし、フォールドしてくれてもポットにあるチップを全て回収可能です。
プレッシャーをかけてフォールドさせたい時
自分のハンドの強弱に関わらず、相手にプレッシャーをかけてフォールドさせたい時にオールインが有効です。自分のプレイスタイルにもよりますが、強いハンドのみ参加する傾向があり固めのプレイをしていた場合、オールインは本当に強いハンドであるという錯覚を起こさせる役割も持ちます。
逆に、本当に強いハンドを持っていた場合でも、オールインをコールするという選択はあまりできるものではありません。テキサスホールデムポーカーは高度な心理戦を繰り広げるゲームなので、心理的に優位に立つことで収支をプラスにできます。
相手のスタックが少なく相手がリスクを犯したくない時
相手のスタックが少なくリスクを犯してまでベットしたくないタイミングを狙ってオールインすると、ハンドの強弱に関わらず相手よりも優勢な状況でプレイが可能です。
例えば、トーナメントなどではチップを失ってしまうと失格となるため、スタック量がプレイの質に大きな影響を及ぼします。スタックをたくさん持っているプレイヤーが少ないプレイヤーに対してオールインを要求することは、負ければ終わりを意味しているため、よほどの自信がない場合以外リスクを嫌煙しフォールドする可能性が高いです。
ポーカーオールインの注意点

ポーカーでオールインを宣言する際の注意点は以下の通りです。
- 一発逆転ではあるが運任せに宣言しない
- 初心者は弱いハンドでオールインを宣言しない
一発逆転ではあるが運任せに宣言しない
オールインは資金を一気に2倍にできる一発逆転の要素があります。しかし、だからといって闇雲に宣言するのではなく戦略や勝率に基づいた宣言が必要です。ポーカーは実力で稼げる数少ないゲームなので、実力を磨いて上手にオールインが使えるよう努力しましょう。
初心者は弱いハンドでオールインを宣言しない
初心者がブラフでオールインを宣言すると、すぐに周りのプレイヤーにバレてしまうのでおすすめしません。ポーカーの対人戦は常に相手の癖やスタイルをチェックし、隙があればどんどん突いてきます。初心者は自分の癖を隠すのが難しく、スタイルも確立されていません。このような状況でブラフをしてしまっては、相手から見透かされてチップを失うだけです。
まとめ
この記事では、ポーカーのオールインについて詳しく解説しました。オールインは全てのチップをベットするアクションで、勝利すると2倍以上のチップを獲得できます。
しかし、大きな利益をあげられる一方で負ければ全ての資金を失うリスクがあるので、タイミングを見計らって上手に使用することが必要です。
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