初心者のためのブラックジャックスプリットルール|使うタイミングや攻略法を詳しく解説
ブラックジャックは適切なタイミングで最適なアクションを選択すると勝率が上がる戦略性の高いゲームです。アクションの中にはハンドを2つに分けるブラックジャック スプリットがあり、本来1つしか持てないハンドを2つにして配当を大きくすることを目的としています。
この記事では、スプリットの基本ルールや使うタイミング、ブラックジャックを攻略する方法などについて詳しく解説します。ボンズカジノでお気に入りのブラックジャックテーブルを見つけて、スプリットを使って賞金を稼ぎましょう。
ブラックジャック スプリットとは
ブラックジャックのスプリットとは、プレイヤーが選択できるアクションの1つです。スプリットは配られた2枚のカードを2つに分けて、それぞれのハンドを作るために宣言するアクションで、1つずつのハンドにベットすることから賭け金が2倍になります。
スプリットが選択できるのは、2枚のカードが配られた後の最初のアクション時だけ。その後、どのようなタイミングでもスプリットを選択することはできません。
また、スプリットが選択できる条件に2枚のカードが同じ数字であること、もしくは10と絵札であることが挙げられます。例えば、AとAが配られた場合、本来強いカードのはずのAが使いづらいハンドとなってしまい有効活用できません。そんな時に効果を発揮するのがスプリットで、Aを2つに分けることによって両方のハンドでブラックジャックとなる可能性を見出します。
ただし、同じ数字や10と絵札が配られたからといって、何でもかんでもスプリットを選択していてはブラックジャックの勝率を上げることはできません。どの数字のペアが配られたのか、そしてディーラーのアップカードがどんな数字なのかによって、最適なタイミングでスプリットを選択することが重要です。
ブラックジャックの基本ルールと用語
ブラックジャックのスプリットを使いこなす前に、基本ルールと用語をしっかりと抑えておくことが大事です。基本ルールを熟知した上でスプリットを使うと効率的にブラックジャックを攻略できるので、しっかりと確認していきましょう。
ブラックジャックの基本ルールは、数字の合計を21に近づけた方が勝利するというものです。プレイヤーはヒットやスタンド、ダブルダウン、スプリットなどのアクションを使いこなし、ディーラーよりも21に近づけることができれば勝利します。
ただし、21に近づけたいがためにヒットを選択しすぎて合計が22以上になるとバーストといって負けが確定してしまいます。プレイヤーは数字の合計が22以上になることを防ぎながら、なるべく21に近づけることを目的に最適なアクションを選択するのです。
用語 | 意味 |
---|---|
ヒット | カードを追加で1枚引くアクション |
スタンド | これ以上カードを引かないアクション |
ダブルダウン | 賭け金を2倍にしてカードを1枚だけ引くアクション |
スプリット | カードを2つに分けて2つのハンドで勝負するアクション |
バースト | 数字の合計が22以上になり負けが確定すること |
プッシュ | プレイヤーとディーラーの合計が一緒で引き分けること |
インシュランス | ディーラーのアップカードがAだった時、賭け金の半分を追加ベットしディーラーがブラックジャックであることを予想するアクション |
ディール | ディーラーがカードを配ること |
アップカード | ディーラーの表になっているカードのこと |
ソフトハンド | プレイヤーの手札にAがあり「1」と「11」どちらでカウントしてもいいハンドのこと |
ハードハンド | プレイヤーの手札にAがないか、Aを「1」としかカウントできないハンドのこと |
ペアハンド | プレイヤーの手札に同じ数字が2枚配られたハンドのこと |
ディーラー専用の特別ルール
ブラックジャックには、ディーラーにだけ設けられた特別ルールが存在します。特別ルールはブラックジャックを攻略する上で非常に重要なポイントとなるため、必ず知っておく必要があります。
- 17未満の数字の時は必ずヒットを選択する
- 17以上の数字の時は必ずスタンドを選択する
ディーラーは合計が17になるまでヒットを選択し続け、17以上の数字になると必ずスタンドを選択してアクションを終了します。つまり、ディーラーのカードの合計が17未満でゲームが終わることはなく、必ず17、18、19、20、21、22以上の6種類となります。
ディーラーの特別ルールは、ランドカジノでもオンカジでも変わりはありません。ブラックジャックというゲームでは、必ずディーラーに特別ルールが適用されます。
スプリットのやり方
ブラックジャック スプリットを実際のブラックジャックテーブルで使用するやり方を解説します。テーブルゲームでもライブカジノでもスプリットのやり方は変わりませんが、ライブカジノには特殊ルールが採用されたテーブルもあり、特定の数字でなければスプリットを選択できないというルールも存在します。
- チップをベットする
ゲームを始める前にチップをベットします。
- ディールされたカードを確認しスプリットを選択する
真ん中のハンドで7と7のペアハンドとなりスプリットが選択できます。カードを2つに分ける場合はスプリットのアクションを選択してください。
- 2つに分けたハンドでアクションを選択する
スプリットを選択するとカードが2つに分けられ、同額のチップが追加されます。それぞれのハンドで再びアクションを選択してください。
- 勝敗が決まる
プレイヤーのアクションが終了し、ディーラーにカードを配り終わると勝敗が決定します。今回はディーラーが合計23とバーストしたため、全てのハンドで勝利となり配当を獲得できました。
スプリットを使うタイミング
スプリットを使うタイミングはたくさんありますが、特に覚えておいてほしいのは2つのタイミングです。
- A(エース)のペアハンドの時
- 8のペアハンドの時
A(エース)のペアハンドの時
最初に配られた2枚のカードがA2枚だった場合、スプリットすることで2つのハンドでブラックジャックが狙える強いハンドを構成できます。ただし、テーブルによっては、A2枚のハンドでスプリットした時だけカードを1枚しかヒットできないというルールも存在するため、自分がプレイするテーブルルールをチェックしておくことが必要です。
A2枚のハンドでスプリットを選択する理由は、強いハンドができる以外にもう1つあります。その理由は、A2枚で合計2もしくは12となる数字がブラックジャックでとても不利な数字だからです。
例えば、数字の合計が2または12でヒットを選択し10や絵柄のカードが出た場合、2の時は12となり12の時は22となってしまいます。Aは1か11を選択できるためヒットで10が出た時はバーストを避けるため1を選択しますが、2回目のヒットでも10が出た場合、必ずバーストになってしまうのが欠点です。
そのため、Aのペアハンドは必ずスプリットを選択し、勝率を上げるのが最善の選択肢となります。
10以上のカードが出現する確率
Aのペアハンドは必ずスプリットを選択すると前述しましたが、実際にその後のヒットで10以上のカードが出現する確率はどれくらいあるのでしょうか。この章では、各カードが出現する確率を表にまとめたのでご覧ください。
数字 | 確率 |
---|---|
A(エース) | 7.7% |
2 | 7.7% |
3 | 7.7% |
4 | 7.7% |
5 | 7.7% |
6 | 7.7% |
7 | 7.7% |
8 | 7.7% |
9 | 7.7% |
10 | 30.8% |
J | |
Q | |
K |
ブラックジャックでは10、J、Q、Kを10とカウントするので、13枚中4枚が10とカウントする数字となっています。1枚ごとの出現率は7.7%ですが、4枚合わさると30.8%という確率です。つまり、Aのペアハンドをスプリットせずヒットした場合、約3割の確率で10以上の数字が出現しバーストする可能性が高まります。
逆に、スプリットを選択したとすると、Aと10でブラックジャックが成立します。最も出現率の高い数字で最強の役が作れることを表しているので、Aのペアハンドがスプリットを選択するのが最適であることを数字で理解できるでしょう。
8のペアハンドの時
8のペアハンドも積極的にスプリットすべき数字と言えます。8のペアハンドは合計が16となりますが、ディーラーの特別ルールが最低17までヒットするというものなので、自分の数字を16で止めてしまうとディーラーに負ける可能性が高くなってしまうからです。
しかし、合計が16の時にヒットしてしまうと約3割が10以上の数字が出ることからバーストする可能性が高まります。そこで、スプリットを選択し8を2つに分け、10の数字が連続で出ると18を2つのハンドで作ることができるというのが8のペアハンドの時の戦略です。
スプリットのタイミングはベーシックストラテジーを使う
前章では、特に覚えておいてほしいスプリットのタイミングを2つ紹介しましたが、実際はもっと多くのタイミングでスプリットが最善の選択となります。スプリットを使うタイミングを見極めるのにおすすめなのが、ブラックジャックの基本戦略と呼ばれるベーシックストラテジーです。
ベーシックストラテジーには3つのハンドに分けて佐相的なアクションを一目でわかるように示したストラテジーチャートがあります。ストラテジーチャートを暗記するのは難しいので、すぐに見れるようスクリーンショットやブックマークしておき、ブラックジャックをプレイする際に見直すことができると良いでしょう。
- ハードハンド
- ソフトハンド
- ペアハンド
ハードハンド
ハードハンドは、プレイヤーの手札にAがあるものの「1」プレイヤーの手札にAがないか、Aを「1」としかカウントできない時を言います。ハードハンドのストラテジーチャートは以下の通りです。
プレイヤー | ディーラーのアップカード | |||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
8以下 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
9 | H | D | D | D | D | H | H | H | H | H |
10 | D | D | D | D | D | D | D | D | H | H |
11 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | H |
12 | H | H | S | S | S | H | H | H | H | H |
13 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
14 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
15 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
16 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | H |
17以上 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
ハードハンドでは、スプリットを選択するタイミングはありません。
ソフトハンド
ソフトハンドは、プレイヤーの手札にAがあり「1」と「11」どちらでカウントしてもいいハンドのことです。ソフトハンドのストラテジーチャートは以下の通りです。
プレイヤー | ディーラーのアップカード | |||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
A・2 | H | H | H | D | D | H | H | H | H | H |
A・3 | H | H | H | D | D | H | H | H | H | H |
A・4 | H | H | D | D | D | D | D | D | H | H |
A・5 | H | H | D | D | D | D | D | D | D | H |
A・6 | H | D | D | D | D | H | H | H | H | H |
A・7 | S | D | D | D | D | S | S | H | H | H |
A・8 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
A・9 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
ソフトハンドもスプリットを選択するタイミングはありません。
ペアハンド
プレイヤーの手札に同じ数字が2枚配られたハンドのこと
プレイヤー | ディーラーのアップカード | |||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A | |
2・2 | P | P | P | P | P | P | H | H | H | H |
3・3 | P | P | P | P | P | P | H | H | H | H |
4・4 | H | H | H | P | P | H | H | H | H | H |
5・5 | D | D | D | D | D | D | D | D | D | H |
6・6 | P | P | P | P | P | H | H | H | H | H |
7・7 | P | P | P | P | P | P | H | H | H | H |
8・8 | P | P | P | P | P | P | P | P | P | P |
9・9 | P | P | P | P | P | S | P | P | S | S |
10・10 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
A・A | P | P | P | P | P | P | P | P | P | P |
ペアハンドの時にスプリットを選択するタイミングがたくさんあります。前述したように8・8とA・Aのペアハンドはディーラーのアップカードに関わらず全てのスプリットが最適なアクションです。
他にも9・9や3・3のタイミングスプリットを選択するタイミングが多く、逆に5・5の時はスプリットではなくダブルダウンを選択した方が勝率が高いなど、ペアハンドの時はさまざまなアクションが必要となります。
ストラテジーチャートの見方
ストラテジーチャートが示すアルファベットは以下のアクションを指しています。
- 縦列:プレイヤーの数字の合計
- 横列:ディーラーのアップカードの数字
- H:ヒット(カードを1枚引く)
- S:スタンド(カードを引くのをやめる)
- D:ダブルダウン(賭け金を2倍にし、カードを1枚だけ引く)
- S:スプリット(手札を2つに分ける)
ベーシックストラテジーを使ってスプリットを使いこなす方法
ベーシックストラテジーを使ってスプリットを使いこなす方法を実際のゲームの画像を基に解説します。
一番左のハンドが10・10のペアハンドなのでスプリットを選択できます。ディーラーのアップカードがAなのでストラテジーチャートに習ってアクションを選択します。ペストラテジーチャートを見るとアハンドで10・10の時、最も勝率の高いアクションはスタンドであることがわかります。今回はスプリットは選択せず、スタンドを選択するのがベストです。
スタンドを選択した結果、ディーラーのカードが18となり一番左のハンドが20なので勝利して賞金を獲得することができました。
続いて、中央のハンドにAのペアが配られました。Aは必ずスプリットするべきハンドなので、ディーラーのアップカードに関わらずスプリットを選択します。
2つに分けたAのハンドは片方がQを引いてブラックジャック、片方が2を引いて13となりました。ディーラーがバーストしたので結局どちらも勝利となり、大きな配当を獲得しています。
ボンズカジノでプレイできるおすすめのブラックジャックテーブル
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- スピードブラックジャック
- ライトニングブラックジャック
- VIPブラックジャック
ライブブラックジャックテーブルには、多岐にわたる種類が用意されています。ボンズカジノに登録したらぜひ1度ライブブラックジャックに足を運んでみましょう。
ブラックジャックのスプリットを使って大勝利を狙う
ブラックジャックのスプリットは、プレイヤーが選択できるアクションの1つです。手札を2つに分けてそれぞれの手札でアクションを選択することによって、勝てるチャンスが増え、両方で勝つと2倍の配当を獲得できます。
スプリットを最適なタイミングで使用するためには、ブラックジャックの基本戦略であるベーシックストラテジーを使うのがベストです。ベーシックストラテジーを表に表したストラテジーチャートは、プレイヤーの数字とディーラーのアップカードから一目で選択すべきアクションがわかります。
ストラテジーチャートを基にしたアクションで必ず勝てるわけではありませんが、最も勝率の高い選択ができるので、ブラックジャックを攻略したい方におすすめです。
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